パーマネントジュエリーって何?アレルギーは?飛行機やMRIに入れる?

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パーマネントジュエリーって何?アレルギーは?飛行機やMRIに入れる?

近年、パーマネントジュエリーが日本でもトレンドとなってきています。パーマネントジュエリーとは何なのでしょうか?また、アレルギーはあるのでしょうか?飛行機やMRI使用時の注意点なども含めてどのようなものなのか紹介していきましょう。

目次

パーマネントジュエリーとは?

留め具を使わず、チェーンを直接溶接して取り外せないようにするジュエリーのことです。溶接すると、切断しない限り取り外せません。アメリカを中心に流行し、近年では日本でも人気となっています。「パーマネント」とは、永久的という意味もあります。そして、簡単に取り外せないことから、カップルや夫婦、友人同士などで永遠の絆や誓いを意味して着用されます。主にブレスレットやアンクレットがあり、記念日に施術をしに行く人も多くなってきているのです。

そんなパーマネントジュエリーのメリットやデメリットを紹介します。

メリット

着けっぱなしとなるため、着脱の手間がありません。そのため、アクセサリーを選んだり、外し忘れたりというのが無くなります。また、簡単に外れないため、紛失する可能性が無くなります。上記で述べたように絆や記念日の象徴ともなるため、ずっと一緒という心理的安心感や幸福感もあるでしょう。

さらに、パーマネントジュエリーはシンプルなものが多いため、服装や場所を選ばず、着用することができます。

デメリット

上記でも述べたように、パーマネントジュエリーは、簡単に外すことが出来ないません。そのため、外す必要があるときは、ハサミで切る必要があります。購入店によっては、再度溶接してくれるところもありますが、全てではないのが現状です。そのため、学校や職場の規則、スポーツの場面などでは不便に感じる場合もあるかもしれません。また、気分やファッションに合わせて付け替えることはできないため、飽き性の人には向いていないかもしれません。

金属アレルギーを起こす可能性もあります。過去に金属アレルギーを起こしたことがある人は、金属アレルギーが起きやすい体質となっているため、素材選びに注意が必要です。

どこでできるの?

パーマネントジュエリーは、最近日本でも流行してきているため、実施できる場所も増えてきています。パーマネントジュエリー専門店がある地域もあります。美容院やネイルサロンやマツエクサロンなどに併設され、パーマネントジュエリーが出来るようになっているところもあります。ご自身の地域でどこで実施できるのか確認してみましょう。

金額は?

パーマネントジュエリーの金額は、素材によっても異なってきます。シルバーであれば、数千円から数万円となっています。14金や18金のゴールドとなると、数万円と高額になるものもあります。ネックレスなのか、ブレスレットなのか、アンクレットなのかによっても、チェーンの長さがことなるため、金額が変わってきます。デザインによっても変わってくる場合もあります。高額なものもありますが、一生ものと考えると、そんなにお高くないのかもしれませんね。

アレルギーは大丈夫?

パーマネントジュエリーで使用される素材は、以下のものが多くなっています。

  • 14金や18金ゴールド
  • プラチナ(Pt850)
  • チタン
  • シルバー(シルバー925)
  • ステンレス

14金以上のゴールドやチタン、プラチナはアレルギーが起きにくいと言われています。その一方、シルバーやステンレスは、アレルギーが起こることもあります。パーマネントジュエリーは、外すことのできないジュエリーのため、素材選びは慎重になったほうがよいでしょう。

金属アレルギーはどんな症状?

金属アレルギーとは、金属によるアレルギー性皮膚炎のことです。金属が触れた部位が、赤くなったり、痒みが生じたり、かぶれや湿疹が起こったりします。また、汗をかくと生じやすいため、汗をかく部分には、パーマネントジュエリーを選択しないようにするのも一つかもしれません。

アレルギーが起きやすい金属に注意!

金属アレルギーの原因として多いのが、ニッケルや銅、パラジウムといった素材となります。合金のものや一部のステンレスには、ニッケルや銅が含有されていることがあります。アレルギー体質の場合は、確認が必要です。アレルギーが起きたことがある人が、パーマネントジュエリーを行う場合は、アレルギーを起こしやすい状態となっているため、皮膚科に相談したり、プラチナや14金以上のゴールドを選択する方がよいでしょう。

飛行機には乗れるの?

パーマネントジュエリーを着用したまま、飛行機に乗ることは可能です。ブレスレットやアンクレットの細い金属であれば、空港の保安検査の金属探知機もほとんど反応しません。反応したとしてもアクセサリーとして扱われるため、問題になることはほとんどないでしょう。

国内外問わず、日常的にアクセサリーをつけて搭乗している人も多いため、パーマネントジュエリーだからといって、問題となることはないです。

MRIは入れるの?

パーマネントジュエリーは、MRIには装着したまま入ることはできません。そのため、ハサミなどでカットする必要があります。

MRIは、どんな金属であっても禁止とされています。MRIの強力な磁気により、金属がはじけ飛ばされたり、金属部位が発熱し、やけどを起こしたりする可能性があるためです。また、金属があることにより、ノイズなどが発生し、画像に影が出来るなど、検査結果に異常を来すこともあるのです。レントゲンも同様で、金属を使用していると、画像に影響が出る可能性があるため、該当箇所のレントゲン撮影でも金属は禁止となっています。その他の検査においても病院によっては、取り外す必要があるため、医療面での配慮は必要かもしれません。

まとめ

パーマネントジュエリーは、単なるアクセサリーとは異なり、外すことが出来ません。しかし、着けっ放しにできることや、想いとして身に着けるアクセサリーとなる存在です。アレルギーがあったり、検査時には使用できなかったりすることもあります。

また、生活によっては制限が生じる可能性があります。そのため、自身の生活に合っているか慎重に判断し、着用することが大切でしょう。

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