マイナンバーカードと保険証!今までの保険証はどうなる(2024)?

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マイナンバーカードと健康保険証の一体化が以前から進められていましたが、

2024年12月2日にこれまでの健康保険証の発行が終了しました。

そのため、マイナンバーカードとの一体化が必須となりますが、

どのようにして紐づけるのか、また、どのうようなメリット・デメリットがあるのか気になりますよね!

そこで今回は、マイナンバーカード保険証の、

  • メリット・デメリット
  • 利用方法
  • 紐付け方法
  • 確認方法

などについて解説していきます!

マイナ保険証について気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください!

マイナンバーカード保険証のデメリット

 

マイナ保険証のデメリットには以下のようなものがあります。

  • マイナンバーカードの有効期限が切れると利用できない
  • 再発行に最短5日程度かかる
  • システム障害などで利用できない場合がある
  • マイナ保険証に対応していない医療機関がある
  • 公費負担医療制度を利用する場合には受給者証の提示が必要

それぞれ解説していきます!

マイナンバーカードの有効期限が切れると利用できない

マイナンバーカードの有効期限は10年(未成年者は5年)となっており、

期限が切れるとマイナ保険証も使えなくなってしまいます

更新時期が近づくと通知が届くので、忘れず更新するようにしましょう。

再発行に最短5日程度かかる

マイナンバーカードを紛失した場合、再発行には最短で5日程度かかります。

マイナンバーカード総合窓口に電話して利用停止手続きをし、市区町村の窓口に行く必要があるので、紛失すると手間と時間がかかります。

システム障害などで利用できない場合がある

マイナ保険証は電子証明書用いて本人確認を行うため、システム障害などで一時的に利用できなくなる可能性があります。

また、医療機関のカードリーダーの故障で利用できなくなるということも考えられます。

マイナ保険証に対応していない医療機関がある

マイナ保険証に対応していない(カードリーダーが設置されていない)一部の医療機関では、

従来の保険証を持参する必要があります。

とはいえ、現在は9割以上の医療機関がマイナ保険証に対応しているそうです。

公費負担医療制度を利用する場合には受給者証の提示が必要

マイナ保険証には公費負担受給者証の情報が紐づけられていないので、

「ひとり親家庭医療費助成」や「障害者医療費助成」などの受給者証を利用する場合は従来通りの提示が必要になります。

マイナンバーカード保険証のメリット

マイナ保険証のメリットには以下のようなものがあります。

  • スマホで医療情報の確認ができる
  • 健康保険の切り替え手続きが楽になる
  • 確定申告の医療費控除が簡単になる
  • 限度額を超える場合に一時支払いをしなくいい
  • 初診料・再診料が安くなる
  • 受付がスムーズになる

それぞれ解説していきます!

スマホで医療情報の確認ができる

マイナ保険証を利用している場合、スマホのマイナポータルアプリから、

これまでに受診した病院や処方された薬のデータの確認などができます

スマホからすぐに過去のデータが確認できるのはとても便利ですね!

健康保険の切り替え手続きが楽になる

マイナ保険証は健康保険が切り替わっても更新が不要です。

そのため、健康保険の加入の手続きをすれば、

マイナ保険証は新しく発行したり手続きをしたりする必要はありません。

これまでは、就職や転職、退職などで健康保険が切り替わる場合、

それまで使用していた健康保険証を返し、新しいものを発行してもらう必要があったので、

この手間が無くなるのは嬉しいですね!

確定申告の医療費控除が簡単になる

確定申告の医療費控除を申請する際に、従来の健康保険証を使っている場合は医療機関を利用した際の領収書を全て保管・管理しておく必要がありましたが、

マイナ保険証の場合は、確定申告サイトのe-Taxとマイナポータルを連携させることで、確定申告書の該当項目に自動で入力することができます。

ただ、保険適用外の費用など、マイナポータルに反映されない医療費もあるため、注意しましょう。

集計作業をする必要がなくなるのは楽ですね!

限度額を超える場合の一時支払いが不要になる

医療機関などでの支払いが高額になる場合、支払い後に申請すると自己負担限度額を超えた額が払い戻されます。

とはいえ、一時的に支払うのも大きな負担になりますよね。

そんな時に、マイナ保険証の場合、限度額分の支払いだけで済み、一時支払いをする必要がなくなります

もしもの時に負担が小さくなるのは大きいメリットですね!

初診料・再診料が安くなる

マイナ保険証を利用すると、従来の健康保険証を利用するよりも初診料・再診料が少し安くなります。

それぞれの料金は以下のようになっています。

初診料 再診料
従来の保険証 30円 20円
マイナ保険証 10円 10円

マイナ保険証を利用した方が、初診料が20円、再診料が10円安くなるんですね!

受付がスムーズになる

病院などでの受付の際、マイナンバーカードのデータを読み取り、

オンラインで資格確認を行うので、待ち時間が少なくなりスムーズになります

マイナンバーカード保険証の利用方法

病院などでマイナ保険証を利用する際の流れは以下のようになっています。

  1. カードリーダーにマイナ保険証を置く
  2. 顔認証または4桁の暗証番号で本人確認
  3. 薬剤情報の閲覧・特定健診情報の閲覧の同意確認

カードリーダーには複数の種類があります。

③の同意をすることで、医師が診療・薬の情報、健診情報を見ることができるようになります。

暗証番号は3回間違えると利用できなくなってしまうので注意しましょう。

マイナンバーカード保険証の紐付け方法

マイナンバーカードを保険証として利用できるようにするには、自分で紐付けの登録をする必要があります。

マイナ保険証の紐付けは、

  • スマートフォン
  • パソコン
  • セブン銀行ATM
  • 一部の薬局など

から行うことができます。

ただ、パソコンから登録する場合は、マイナンバーカードを読み取るICカードリーダーが必要になります。

また、セブン銀行ATMも、お店まで出向かなければならないので、

以下では、お家で簡単にできるスマートフォンでの登録方法を解説していきます!

マイナンバーカード保険証の紐付けをスマホでする方法

マイナンバーカードの保険証の利用登録は以下の流れで行います。

1.マイナポータルアプリを開き、「登録・ログイン」を選択
2.マイナンバーカードの利用者証明用電子証明書のパスワードを入力
3.マイナンバーカードを読み取る
4.「登録状況の確認」欄の「確認」を選択
5.「健康保険証」を選択

画像は「登録済」となっていますが、登録していない場合は「未登録」と表示されています。

次の画面で「マイナンバーカードを健康保険証として登録する」にチェックを入れ、「登録」を選択すると登録完了!

厚生労働省のホームページに、スマホ以外での登録方法についても書かれているので、チェックしてみてください!

マイナンバーカード保険証の確認方法

マイナ保険証が始まってから数年経っているので、紐付けの登録をしたのか忘れてしまった方もいると思います。

登録しているかどうかの確認は、上記の利用登録と同じ手順でできます。

マイナポータルにログインし、「登録情報の確認」欄の「健康保険証」が「登録済」になっていれば登録されています

「未登録」となっていれば、そのまま進めて登録をしましょう。

まとめ

今回は、マイナ保険証のメリット・デメリットや利用方法などについてまとめてみました。

マイナ保険証のメリット・デメリットは以下のようになっています。

メリット デメリット
  • スマホで医療情報の確認ができる
  • 健康保険の切り替え手続きが楽になる
  • 確定申告の医療費控除が簡単になる
  • 限度額を超える場合に一時支払いをしなくいい
  • 初診料・再診料が安くなる
  • 受付がスムーズになる
  • マイナンバーカードの有効期限が切れると利用できない
  • 再発行に最短5日程度かかる
  • システム障害などで利用できない場合がある
  • マイナ保険証に対応していない医療機関がある
  • 公費負担医療制度を利用する場合には受給者証の提示が必要

マイナンバーカードに保険証をスマホで登録する際は、

  1. マイナポータルアプリを開き、「登録・ログイン」を選択
  2. パスワードを入力
  3. マイナンバーカードを読み取る
  4. 「登録状況の確認」欄の「確認」を選択
  5. 「健康保険証」を選択
  6. 「マイナンバーカードを健康保険証として登録する」にチェックを入れ、「登録」を選択

の手順で行います。

病院などでマイナ保険証を利用する際の流れは以下のようになっています。

  1. カードリーダーにマイナ保険証を置く(差し込むタイプなど、カードリーダーにはいくつか種類があります。)
  2. 顔認証または4桁の暗証番号で本人確認
  3. 診療・薬の情報、健診情報の提供について同意

2024年12月2日にこれまでの健康保険証の発行が終了してしまったので、

マイナ保険証の利用方法などについて、しっかり確認しておきましょう!

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